夜尿症

(担当医師: 木内 巻男)

5~6歳を過ぎても月に数回以上おねしょをすることを「夜尿症」といいます。
夜尿症は成長とともに治るケースが殆どですが、場合によっては治療が必要です。


まずは生活の改善からはじめます。

☑早寝、早起き、規則正しい生活をしましょう。

☑夕食後尾水分は、コップ1杯位にしましょう。

☑塩辛いものはなるべく食べるのを控えましょう。

☑便秘には気をつけましょう。

☑寝る前には必ずトイレに行きましょう。

☑寝ているときに寒くならないように気をつけましょう。

☑ご家族の方へ:夜中無理にトイレに起こさないようにしましょう。


夜尿症で薬での治療を行う場合、大きく分けて3種類あります。

①抗利尿ホルモン薬(内服薬/点鼻薬)

 尿を濃くして、尿量を少なくする作用を持つ薬剤です。

②抗コリン薬(内服薬)

 尿を多く膀胱にためられるように、膀胱機能などを安定させる薬剤

 でがまん尿量を増大させます。

③三環系抗うつ薬(内服薬)

 もともとはうつ的な状態を明るくしてくれる薬剤ですが、抗利尿

 ホルモンの分泌を促す作用と抗コリン作用とがあります。


夜尿症のタイプによって上記の薬剤を単独、もしくはいくつかを組み合わせて用いますが、使う量や使用期間は年齢や状況に応じて異なります。詳しくはご相談ください。


夜尿症のタイプ

  • 多尿型・・・一晩の尿量はふつう200cc以下ですが、250cc以上あるケース。
  • 膀胱型・・・夜間の尿量は少ないのに膀胱が小さいため夜尿をしてしまうケース。
  • 上記2タイプの混合型。